2007年11月26日

アラブの執念は原油よりも高くつく!

● 和平会議「大失敗する」 ハマスのガザ最高幹部が会見
   2007年11月24日 中日新聞・朝刊

ガザ市(パレスチナ自治区)=萩文明 / パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスのガザ最高幹部、マフムード・ザハル元外相が22日、本紙と会見し、27日に行われる米国主催の中東和平国際会議は「大失敗に終わる」と主張。 具体的成果を得る見込みの小さいアッバス自治政府議長は「アラブ諸国とパレスチナの間で信用を大きく失う」と述べた。

 同会議はパレスチナ分裂を受けブッシュ米大統領が提唱、ハマスは排除される。ザハル氏は「会議で交渉再開を宣言しても、何カ月も時間をむだに使うだけだ」と指摘。 アッバス議長は事前交渉で囚人釈放などの確約を得たが、ザハル氏は「難民帰還権や東エルサレム帰属など、多くの重要問題が本来は取り上げられるべきだ」として、不十分との認識を示した。

 会議の意図については「政権弱体化で苦しむイスラエルはアラブ諸国との関係正常化を求めている。 米国は大統領選で『パレスチナ問題の解決に着手した』と宣伝したいだけ」と分析。 「政治的にイスラエルと米国側(の主導)で、パレスチナには適切な時期ではない。議長は出席するべきではない」と警告した。



● 中東和平会議が開幕へ 7年ぶり本格交渉
   2007年11月26日 17時37分 東京新聞

ワシントン26日共同 / 2000年のイスラエルとパレスチナの大規模衝突をきっかけに挫折したパレスチナ和平プロセス再生の出発点となる中東和平会議が26日、米ホワイトハウスでのブッシュ大統領とイスラエルのオルメルト首相との首脳会談を皮切りに始まる。

 ブッシュ大統領とオルメルト首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長は27日、ワシントン近郊のアナポリスに場所を移して3首脳会談を行い、1年以内の合意を目指し、パレスチナ国家樹立のための和平交渉を直ちに再開することを宣言。 アラブ諸国や日本など約40カ国が参加して国際会議も開かれ、国際社会として和平支援を確認する。

 ただ、イスラエルとパレスチナは会議に向けた準備交渉では、和平の道筋に関する共同文書で合意に至らず、立場の隔たりの大きさを露呈。 今後の交渉も難航が必至だ。

 アラブ諸国は当初、成果が期待できないとして会議参加に消極的だったが、ブッシュ大統領らが説得した結果、サウジアラビア、シリアを含めて参加を表明、一致して和平交渉を支援していく体裁を整えた。



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